理想と現実

2001年8月27日
『自分の考え』を改めるのを『妥協』だと言うヤツがいる

その『考え』とやらが

『偽善』や『理想』ですらなく

ただの『独り善がり』だとも気づかずに

日々を必死に生きている人を蔑み

今を生き抜いている人を馬鹿にし

明日を生きようとする人を軽んじている

いったい自分がどれほどの者だと云うのか・・・

日常

2001年8月26日
突然のにわか雨で湿った空気

部活に向かう高校生

日焼けした顔で笑ってる

遅刻しそうなのか元気に走ってゆく

後ろから来た車が追い抜いてゆく

散歩してる犬がつられて走り出す

俺は空を見上げて

立ちすくむだけ

耳を澄ますと

2001年8月25日
聴こえてくる『音』・・・
それは雑音や喧騒だったり、鳥や虫の声だったり

聴こえてくる『声』・・・
それは誰かの笑い声や泣き声だったり、呟きや囁きだったり

聴こえてくる『光』・・・
それは鏡の反射だったり、輝く様な希望だったり


俺は『自分の鼓動』以外に、どんなものが聴ける?

二人のベッド

2001年8月24日
声も出ないほど

笑ってしまうほど

驚いたんだね

俺が

君とあいつの姿を見た時も同じだったよ

俺と君

2001年8月23日
俺にとっての君

君にとっての俺

価値観の違いは埋め難く

それでも求め合う

それなのにぶつかり合う

それなのに・・・

甘い果実

2001年8月22日
俺はその果実に口をつけてしまった

その果実はとても甘くて

君にも分けてあげようと

半分取っておいたんだ

君の口にもきっと合うよ

一緒に食べよう

一緒に罪を被ろう

一緒に罰を受けよう

独りじゃ寂しいから・・・

野良猫のように

2001年8月21日
どしゃ降りの雨の中、傘もささずに歩いた

走る事もせずに

吹き飛ばされそうな風の中、庇う事なく歩いた

走る事もできずに

空を見上げて

2001年8月20日
ビルの隙間から覗く小さな空

くすんだ青

たなびく飛行機雲

遠くから聞こえる光化学スモッグのアナウンス

汚れた空気を胸一杯に吸い込んだ

ビルの谷間から太陽が顔を出した

排気ガスで咽る

眩しくて涙が出た

眩しくて

2001年8月19日
『眼に映る景色』は霞み

『耳に聴こえる声』は遠く

『鼻腔をくすぐる香り』は臭い

『肌を触れていく風』すらも汚らわしい・・・


その世界で明日も生きる。

ふたりの相性

2001年8月18日
『+』と『−』か・・・
『S極』と『N極』なら引き合うのに。

痛みを伴い・・・

2001年8月17日
狂おしいまでの感情が全身を駆け抜ける。


『激情』

2001年8月16日
『愛』
・・・それは・・・

信じるもの。
与えるもの。
感じるもの。
気づくこと。
答えること。
待つこと。
触れ合うこと。
見つめる眼差し。
聞こえてくる鼓動。
抱きしめる強さ。

自分の行為に代償を求めたとき、愛はその力を失う・・・

本日開店

2001年8月15日
ネットで日記を書くと云う、或る種異常な行動・・・
本来、人に見せるべき物ではないはずの日記を公開する人々・・・
その日起こったできごとや、自分の心理・・・喜び、悲しみ、怒り・・・
顔も名前も知らない『誰か』に見てもらいたいのだろうか。
見てもらって『共感』して欲しいのだろうか。

俺もその世界へ足を踏み入れてみようと思う。

自分の心の中へ・・・
そして、『誰か』の中へ・・・



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